オトメイト

□目覚まし隊士
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沖田総司篇

朝、雪村千鶴は布団の温もりとは違う感覚を感じ、
目をうっすらと開けば
横に沖田総司が千鶴を抱きしめていた。
彼女が目を覚ましたのを確認すると
「おはよう、千鶴ちゃん」
そう笑顔を向けて言うが、対する千鶴は色々な疑問がぐるぐると脳内を駆け巡っていた。


「お、お、お、沖田さん、あ、あの」
「ん?何」
「どうしてここで寝てるのですか…?」
千鶴は、恐る恐る総司に聴く。
「ここで、僕が寝ちゃいけないって決まりはないでしょ?」
さも、当然のように、総司は、満面の笑顔で答えてきた。
ここに幹部の誰かがいれば即座に、「駄目だ」と言うだろう。
その前にこのような状況にはならない。

「そうですけど…!!」
「じゃあ、いいじゃない」
「よくないですっ!」
「何で?」
「なぜって言われましても…」
どう答えていいのか言葉を考える。

「沖田さんに抱きしめられたままでは、起きれないじゃないですか」
「ふーん、それだけ?起きたけりゃ勝手に起きれば?」
そして、何かを含んだ笑みを浮かべて続けてこういう。
「千鶴ちゃんが、朝ご飯の支度に間に合わなくっても
僕には関係ないし?」

(…もしかして)
「私が今日当番だって知っていたのですか?」
「うん、だから邪魔しようかなって」
(どうして、沖田さんは邪魔をしたがるのだろう…?)

「…わからない?」
千鶴が頷けば
「秘密だよ」
総司は、悪戯めいた笑みを浮かべた。

(だって、千鶴ちゃんが当番に行っちゃったら、僕が独占できないじゃない。
君は、僕の傍にいればいい)

END

総司を目覚まし時計にすると
08:00に「起きたけりゃ勝手に起きればぁ?」って起こしてくれるそうです笑

「君が寝てようが僕には関係ないし」って付け加えてそうなので、言わせましたw(え


もう、ぐだぐだ感が否めない文章で
すみません!!><

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