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オトメイト

□幼なじみ
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（やっぱ、止まねぇよなぁー。）

「平助くん」
そう自分を呼ぶ声の主。
それは幼なじみの雪村千鶴で彼の想い人。
「千鶴」
「さっきから、ぼーとしているみたいだけど大丈夫･･･？」
「あぁ、たださ･･･、傘忘れちゃって。」
「傘??私あるから一緒に入る？」
そう遠慮がちに千鶴は平助に言った。
「いいのか･･･？」
「もちろんだよ。」
ふわりと柔らかく微笑む千鶴。
「サンキュ、千鶴。」
こうして平助と千鶴は家まで帰ることになった。

ｶｽﾀﾏｲｽﾞ