死の魔女と死の外科医
□hello
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空からなぜ麦わら屋のとこの航海士が降ってきたのかはわからないが、けがをしているようには見えねぇ。
『医務室に運ぶわよ?』
アカリが杖を振ると船の中へと入る扉が開きふよふよと航海士と共に入っていった。
「ハァ…お前らこの近くに麦わら屋の船がないか探せ。あの女は麦わら屋のとこの航海士だ。」
この前wantedで見たから間違いねェというと全員どたばたと情報を集めたり、周りを双眼鏡で探し始めた。
とりあえずアカリが待っているであろう医務室へと足を運んだ。
最初降ってきた瞬間殺そうかと思ったが、明らかに気絶している女の人で、戦って飛ばされてきた感じはしてこなかったので医務室へと運んだが……
『ローの好みはこんな人かしら…』
「誰の好みがだ」
『!ロー』
「俺の好みはアカリだ。それ以外ねぇ」
『フフッ そうね。で、この人知り合いでしょ』
知っていないとあなたはこの船から突き落とすでしょう?
すると、どこからともなく2枚の紙を差し出してきた。
『指名手配?』
「あぁ、こいつは麦わら屋のとこの航海士だ。一応こいつにも賞金がかかっている」
一枚はいつかみたあの太陽みたいな笑顔の彼の指名手配書で、もう一枚はこの倒れている彼女に違いない手配書だった。
『ナミさんね』
「…おい、女起きてるなら返事くらいしろ」
ローの声と共にピクリとナミと指名手配書にかかれた彼女は恐る恐る目をあけた。