死の魔女と死の外科医
□why not regret
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どうやってこの状況を説明しよう。いや、もう説明しようはない。
なんたって自分が悪い。
低血圧が寝起きの悪い人を起こすというとこで間違っていたんだ、そうだ。
と自分に言い聞かせた。
先ほど、なかなか起きないローに水をぶっかけたのは私で
それで起きたローが自分の首を舐めていて…
『やっ…///…ローやめっ…』
しかし、なぜ朝から水に濡れた男に組み敷かれなければならないのかはわからなかった。
「ククッ 朝は敏感だからなぁ、アカリ?」
医学的にも発表されているんだぜ、とそういってまた首筋にキスをすると、ローは私の首から胸元へと舌を滑らした。
そして彼の左手はアカリの胸を揉みしだき、右手は体のラインをなぞるように行き来していた。
『…っ、あっ、ロー…///ああんっ…』
アカリの素直に感じる姿に気をよくしたのか、ローは最悪な目覚めにも関わらず機嫌がかなりよく、意地悪そうな笑みを浮かべながら彼女の体を堪能していた。
もしも、同じようにローに水をかぶせたのがほかの人ならば今頃バラバラにされていたに違いない。
アカリは快楽のあまり涙をためながら、どうやってこの状況から逃げようか考えた。
「アカリは嫌じゃねぇのか?…ククッ 昨日会ったばかりの男にこんなことされんの。」
そういうと同時にかぷりと左の胸にある尖ったところを口に含むと吸い上げた。
『あぁっ…はぁん……ロー…///
ローは、いやぁん…じゃな、い…
けどっ、だめっ.......!』
その答えを聞くと彼は満足そうに彼女を見上げた。
彼が与える刺激に素直に反応し、素直に返す
しかしその辺の娼婦と違って、気高い清く綺麗な彼女…
そして、いつも抱く女に対して抱く嫌悪感が全くない。
これが恋か・・・
ローは再度確認した自分の気持ちに苦笑すると、思い切り愛しい彼女の胸を吸い上げ先端を甘噛みした。