死の魔女と死の外科医
□who r u?
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がやがやとうるさいのはいつ振りだろうと頭を使い始めた。
ヴォルデモートが嫌うダンブルドアがいるボグワーツへと通っていたときは同室だった女の子と忘れもしない親友と年相応の楽しい会話をしていた記憶がある。
しかしここは私の部屋なはずだ…
そんな温かい空気はない。
「どう……ま…知らな………おま…」
「…わいい………ちょ…ね…だ」
「静か…ろ……えてろ…く……」
男の人の声…?
『んっ…・・』
「船長っ!この子起きたよっ!」
今うっすらと見えたのはきっと目の錯覚だ。
しゃべる白熊なんてそんな生き物聞いたことがない。
失礼のないように言い直すが、
魔法界にこんな可愛い生き物が生息しているはずがない。
喋るのは気持ちの悪いゴブリンとか、聖なる生き物のケンタウロスとか…
「おい、お前何者だ?」
その声にパチッと目を開けるとそこは
男だらけの食堂でした。
『……ここ、どこ…』
「おぃ、俺が聞いてるんだ。答えろ
お前能力者か?」
能力者??
私は学もそれなりにあるはずだが、初め聞いた響きに、戸惑った。それとも、マグルの世界にはそういう分類の人でもいるのだろうか。
いや、彼の眼は真剣そのものでバカにしている様子はない…
彼女は状況理解をし始めた
んー.......
ポートキー触ったっけ…?