死の魔女と死の外科医

□c u soon
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この時点で気付いた。私の周りに集っているのは男性ばかりで、女性は後ろのほうで小さくおびえるようにこちらを見ている。

そしてどの女性にも見せつけるかのように大きくナンバーが胸元に焼印で押されていた



『…もう一度聞く。ハート海賊団船長、トラファルガー・ローはどこ』

「誰が教えるかよ」

「俺が目付けたんだからおれの番号だろ」

「番号つけた早い者勝ちだ」



私の質問に答える気のない男たちの耳を削ぎ落としたくなってきたが、面倒事はあまり起こしたくない。


『縛りあg「きゃあああああああああああああああああああ」

っ!?』



しかし男性たちは気にした様子はなく

新しく番号もらったやつがいるのか

良い締りだったら俺たちにも貸してもらおうぜ

と他人事。





男尊女卑・・・



それ以上かもしれないこの島にローがいると思えば早く次の島に移動したい




『…忠告はしたわよ』

「大口たっ……」


次の瞬間ばんっという巨大な音共に周りの男たちは吹っ飛び、気を失った

私に楯突くものは力でどけるのみ。

アカリはふっとんだ男たちを一箇所に集め、ロープで一巻きにすると後ろの方でチラチラこちらを見てくる女の人たちの方を向いた



『大丈夫?』


周りでおびえている女の人たちを見渡すとさっきより青ざめ震えていた。
何かを恐れるようにガタガタと震えるのは大人の女性だけではなく、
まだ4,5歳の少女でさえ番号を付けられがたがたと青ざめていた。



「あなた、刃向かうなんてっ…死にたいの!?」


一人の女性が泣き叫ぶが、アカリは表情を崩すことなく彼女を見つめ返した


『…私さっきついたばかりの海賊よ。だからこの島の事情は全く知らないの。
この島のこと教えてくださる?

.......あなた方を私は守るから』




するとおずおずと女の人たちは私の周りに集まり始めた。どの女性も番号が痛々しく刻まれアカリは眉を寄せた。




『じっとしてて、エピスキー(癒えよ)』


次の瞬間目の前にいた少女の胸元の焼印はなかったかのように消え、次々と消してくれの声が上がりアカリは全員の刻印を消していった。



「お姉ちゃんありがとうっ」

『つらかったわね…誰か教えてくださらない?』


なぜこんなひどい差別がこの島にあるのか…




そしているはずのハートの海賊団はどこにいるのか
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