二次創作

□肯定否定否定
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『また、逢おう。』


そう言い残して
俺の横から居なくなったあいつを一人で待つ。
この島で。

それはまるで、

『あなたの帰るところを守っています。』

かつてそう約束して、
居なくなった、
彼女のことを思い出させる。


もどかしくて、なのに待っていることしか出来なくて。

多分、あのときの彼女と今の俺はすごく似ている。

「翔子、君の気持ちが解ったがする。」

彼女が俺のことを好きだったなんて、今も信じられないけど
俺が、あいつのために死ねると思ったように、彼女もそう思ったんだろうか。



でも違うのは、
俺は、もう居なくなりたいとは思わない。

大事な人と、一緒に居たい。

君が目の前で居なくなったとき、俺はそれに気づいたよ。


総士、俺はここで俺たちの楽園を守ってる。
だから、早く帰って来いよ…


*****

違うよ一騎君、翔子だって生きて幸せになりたかったんだよ。
同じなんだよ…

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