怪現象

□箪笥の隙間:聞き書き
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夜中に目覚めた時、床一面にとても細いきれいな色の糸が落ちていた。拾ったら触った感触もあったが、朝になったら消えていた。※話者の祖母の話である。
(話者:茨城県出身)

父が子どもの頃、押入れの襖が少し開いていたので指を入れたら、緑の鬼の(ものの様な)指が隙間から出てきたらしい。
(話者:大阪府出身)

夜中の三時ごろに仏壇のある部屋に入ったら、天井の辺りからすごく綺麗な声で「ねえ」と声をかけられた。数年後に妹に話したら、妹もその部屋で勉強中に聞いたことがあると言っていた。※話者の家は江戸時代から続く奈良県の旧家である。
(話者:奈良県出身)

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