07/30の日記
22：29
世界のいじめ
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今日は 祖母の病院と母の病院へ行くのに運転手をしました。
私が運転すると何故か不機嫌になる母。
何故だ。
母の薬を作ってもらう間座って待っていたら、知らないお婆ちゃんが話しかけてきました。
「なんだか携帯電話が使えないんだけど、わかる?」
と言って、ぷくぷくシールでデコられた、らくらくホンみたいのを手渡されました。
そのお婆ちゃんの携帯はソフトバンクの携帯で、UMISカードだか何だかっていうのが挿入されてませんって表示されてました。
困った時の知恵袋へ行ってみると、そういう人、けっこう居るみたいですね。
裏蓋を開けて電池パックを取り外してカードを軽くつっついてまた元に戻したら使えるようになりました。
単に接触が悪かっただけみたい。
「私らなんか戦争経験してるんだから、そんな人がわかるわけないわよねぇ」って言ってました。
「こんな時代が来るなんて思わなかったもの」だって。
そうだよね。
戦時中に比べたら、えらい変わったもんね。
「ラジオなんて高級品だったし、電話なんてもちろん無かったわよ」 とも言ってました。
そうか〜。
そういえばトトロでサツキちゃんが余所ん家に電話借りに行ってたっけ。
と思いながら聞いてました。
なんだか、色んな所で お婆ちゃんに話しかけられるけれど、決まって戦争の話になります。
それほど、お婆ちゃん達の中では戦争の記憶が未だに色濃く残っているんだなぁ。
と思いました。
これから、戦争を経験した日本人達がどんどん居なくなっていっちゃうのか…。
そうなったら、どうなるんだろう。
語り継がれて語り継がれて、だんだん伝説みたいな不確かな物になっていっちゃうんじゃないだろうか…。
沖縄の平和記念公園とか ひめゆりの塔とかに行っても、子供達に
『ふーん、昔そんな事があったんだ』
くらいにしか思ってもらえない程に現実味が無くなっちゃったら嫌だ。
世界には平和を知らない子供がたくさん居るけれど
そんな中、戦争を知らない子供も居るっていうのは何か……
切ないものがあるような。
戦争を知らない なんて 素晴らしい事だけどね。
戦争とか いじめは なくならないものなんだろうか…。
日本は平和だなぁ…
でも、だから怖い。
※あと今日は大雨で道路が川になりました。
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