ありがとう
後ろから抱きつき
ながらベルは言っ
た。
「なにいきなり?
私ベルになんかし
たっけ?」
「いや、ただ、な
んとなく」
ベルは口篭りなが
らそう告げた。
「なにそれ?」
「なんでもねぇ」


(君に出会えたことに感謝)







[TOPへ]