目指せ!伝説のポケモンマスター! 〜クリスタル外伝〜

□第4章:火の守護者
1ページ/3ページ

ヨールを仲間に加え、旅を続けるイッシーたち。

アルサ「ねぇ、そろそろ休憩しない?」
ヨール「そうだな、休憩しようぜ。」
イッシー「そんな余裕あるのか?もう近くに、誰か居るんだぜ?」

イッシーの指差す方向には、明らかにクリスタルを持った男が居た。

ヨール「あぁ、守護者だな。」
イッシー「そうだな。」

しかしその男は、クリスタルの力で攻撃してきた。

アルサ「アクアクリスタル!我らを守る壁を作れ!」

イッシーたちの前に出来た大きな水の壁で、男の攻撃を無効化した。

???「ほう。今のを防いだのか。」
イッシー「お前は…誰だ…?」
???「俺はサウス。ファイアクリスタルの守護者だ。この力で、貴様らのクリスタルを全て奪わせてもらう!」
ヨール「守護者同士が、どうして戦わないといけないんだ!」
サウス「どうして、だと?貴様らは感じていないのか?クリスタルがあるから、俺たちは普通の生活を、普通の人間を諦めなくてはいけないと!」
イッシー「……!!」

イッシーはずっと願っていた事を言い当てられ、動揺した。

しかし、他の2人は違った。

アルサ「私は、そうは思わない!思う理由もないよ!」
ヨール「そうだ!クリスタルの守護者で、何が悪い!」
サウス「そうか…しかし、1人は同じように考えていないようだな。」
アルサ「あ…」
ヨール「そうか…イッシーは普通の生活に憧れがあったな。」
サウス「俺とて戦わずに済むなら、そうしたい。…クリスタルを差し出せ、さすれば望みは叶うぞ。」
イッシー「お、俺は…」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ