目指せ!伝説のポケモンマスター! 〜クリスタル外伝〜

□第1章:忘れられたクリスタル
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 はるか昔、人間とポケモンとの争いがあった。

 ポケモンを統べる者、ダルドーランの前には人間もほぼ無力であった。

 その時に人間側に現れた時の勇者たちも、ダルドーランの前には苦戦を強いられた。

 しかし、ポケモン側も武器を持つ人間たちに苦戦していたのも事実だ。

 互いに苦戦している時に、ある物が作られた。

 そしてそのある物を使って、ダルドーランを封印した。

 その結果生まれたのが、ブラッククリスタルだった。

 ダルドーランが封印され、人間側が有利になったかと思いきや、それに匹敵するポケモン、リュウシャンが現れた。

 人間たちは絶望した。

 しかし、まだ諦めない4人の戦士が居た。

 4人の戦士は、それぞれが火・水・風・雷のクリスタルを1つずつ持っていた。

 その4人がリュウシャンに戦いを挑むが、4人の結束もリュウシャンの前には無意味だった。

 そこで、4つのクリスタルを使い、異次元への扉を開き、リュウシャンをそこへ封印する事にした。

 こうして、戦いは終わった。

 世界はこの争いで荒れてしまったが、人間とポケモンはそれから協力しあってもとに戻していったのだ。

 それからと言うもの、人間とポケモンは仲良く暮らすようになった。

 人間はリュウシャンの封印が解けた時に備えてノヴァ・クリスタルを作り、ポケモンたちは南の孤島にブラッククリスタルを封印した。

 …これは、遥か昔のクリスタル伝説である。

 ただし、当時の記録はどこにも残っておらず、口伝もされていないので後の世代には忘れ去られた。
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