短篇物語
□ささやき
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私はただ演じてたあの日までは・・・・・・・・・
『ささやき』
私の名前は大友香苗(おおともかなえ)普通の高校一年生のはず・・・・
私は昨日まで普通の高校生を演じてた
本当の自分じゃない自分を、
親の言うことを聞く自慢の娘
そんな自分をずっといやになるくらい演じてた
「香苗朝よ起きて」
「はい母さん今降りるから〜」
(は〜今日も一日憂鬱)
私は朝が嫌いだ、今日も一日いい子を演じるためだけにおきなきゃいけない
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