clapping monkey
□一度はやってみたかったシリーズ
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【一度やってみたかった①】
「はい犬夜叉、コレ♪」
「あ？」
「だから…コレ」
「なんだよ」
「なにって……コレ！」
「だから…なんなんでぃ!?」
「あっれー…？おかしいな…」
「だーかーらー…なんなんだっつの…」
「なんかほろ酔い気分になるって聞いたのに…」
「ほろ酔い……」
「…マタタビ…」
「………」
【一度やってみたかった②】
「……あ！見て犬夜叉！」
「あ？」
「月！」
「…それがどうした」
「しかも…満月だよ！」
「だから」
「え!?なんともないの!?」
「なにが」
「こう……疼くっていうか…」
「は？」
「吠えたくなるって言うか…！」
「なんねぇよ」
「嘘！満月見ると遠吠えとかしたくなるんでしょ!?」
「……狼か」
「…違うの？……は！…じゃあもしかして…逆に月が出ない日に何か特別なことがあるんじゃ…」
「んなわけね…」
「…？」
「あるわ」
【一度やってみたかった③】
「犬夜叉！」
「あ？」
「…ふせ！！」
「っふんぎゃあ！！！」
「わ…ホントに効いた」
「……これに似たやつを…俺は知ってる……」
【一度やってみたかった④】
「う…」
「どうしたの犬夜叉？具合悪いの？」
「いや…なんかすげぇ嫌な臭いが…」
「具合悪い時には…やっぱりコレだね！」
「なんだそ………うおおおあっ!!??」
「体力つけて元気になって！はいニンニク♪」
「ぐはぁっ！そ…それが原因だっつの…！！」
【一度やってみたかった⑤】
「んー…」
「………」
「うーん…」
「………？」
「ん～～……」
「……；」
「…あ！犬夜叉、大丈夫具合？ゆっくり寝ててね」
「…それよりお前、さっきからなにやってんだよ‥」
「あ、コレ？犬夜叉が早く良くなるようにと思って栄養つく料理作ってるんだけど…」
「けど？」
「栄養つくのはいいけど…コレ料理の仕方が分からないんだよね」
「…なんだそれ」
「？くさやだけど」
「………ぐはあっ…！！(聞くんじゃなかった…)」
【一度やってみたかった⑥】
「よし♪くさやが駄目ならやっぱりコレね！」
「…今度はなんだ」
「じゃーん！特製のお粥です！」
「………」
「どうしたの？」
「…臭いはましだ…」
「失礼な！ちゃんと栄養満点なんだから！」
「………」
ぱく
「どう？美味しい？」
「……ん…」
「よかったー♪やっぱりたくさん入れたからかも」
「何を？………!?ぐへっ！！」
「へ？どうしたの犬夜叉！しっかりして！！」
「おめ…今度は何入れたんだよ‥」
「何って………玉ねぎ…」
「………(生きてる…)」
【一度やってみたかった⑦】
「はい犬夜叉！」
「…もういらねぇ。」
「そんなこと言わないで！今度は全然毒じゃないから」
「嘘付け」
「本当だよ。形と色はちょっと不思議かもしれないけど…すっごく美味しいんだから！」
「………」
「じゃあ一口だけ！お願い、ちょっとでいいから…！」
「………」
ぱく
「ね！美味しいでしょ？」
「……甘ぇ」
「だってチョコレートだもん！でも栄養あるんだって♪」
「ちょこ…？」
「そう！犬夜叉いつも苛立ってそうだからたまには糖分とらな……………は！！」
「……？(嫌な予感‥)」
『犬にチョコレートは絶対に与えないでください』
「ごめん犬夜叉…」
「…なんだよ」
「やっぱり毒だった…」
「…いい加減にしてくれ……」
Please care about your dog when you give him any foods.