you are, I am

□長編夢小説挿し絵
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第一部

十二話「月の出ない夜は」


背中から、妙に暖かなぬくもりを感じ、犬夜叉は口を開いた。

「何で――てめぇが謝るんだよ」

今までとは違う、静かな声だった。



犬夜叉は当てもなく夜空を見上げた。

月が出ていない代わりに、いつもは脇役の星たちが、懸命に光を放っていた。


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