clap小説

□ハロウィン
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「支葵ー今日は何の日?」

「10月31日、あ…やばい編集長の誕生日だった」

「違うからいや違くないけど、あのね今日はハロウィンだよ!」

「どうしよう。なんか無駄に編集長さ、誕生日だって宣伝してたんだよね」

「あれ?支葵くん私の言ってること聞いてた?」

「聞いてたけど。ねぇ、プレゼント何がいいと思う?」

「あの編集長ならプルガリかなんかの香水でいーんじゃん?それより今日ハロウィンだから、お菓子!ちょーだい」

「プルガリ...んー買いに行くのめんどくさい。あっ、ところでお菓子は?」

「そうそうお菓子だよお菓子!ってはい?」

「今日、ハロウィンでしょ。お菓子ちょーだい」

「えっ、うちが訪ねたんだから支葵がくれんじゃないの?」

「お互いにあげっこじゃないの?」

「うそ!」

「うそじゃないけど…?」

「がーん、ごめん私なにも持ってない…」

「ふーん、まぁいいや。じゃあいただきまーす」

「って支葵!?」

「お菓子よりこっちの方が、いい」






そして彼の口元に赤



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