その他
□日吉HAPPY BIRTHDAY!!
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「おわっ!」
あぁ
「危ねぇ・・・って熱!油コノヤロー!!」
切原が踊っている
「ぎゃー!日吉くーん!!助けてー!油が!油がオレに逆襲をー!」
「・・・・・・・・」
「日吉くんってばー!!あっつ!!」
「・・・・・・・はぁ」
踊り狂う切原のもとに俺ではありえないくらいのろのろと向かう。
なぜ俺がこんな苦労をしなくてはならないんだ・・・・
―――1時間前―――
「ひーよしくん!遊びましょー!!」
「・・・拒否する。」
無用心にドアを開けた俺が馬鹿だったと思い、勢いよくドアを閉めようとする。
すると閉まる寸前に切原が閉められてたまるか、とでも言うように手を挟んできた。
足ではなく手を。
当然
「いってー!!ちぎれる!手がちぎれるよリアルに!開けて!日吉くんあけて!!」
こうなった。
仕方なく俺はドアを開ける。
「ひでぇよ日吉くん!いきなり閉めるなんて!」
「いきなりじゃない。ちゃんと拒否すると言・・・・待て切原おい!」
「お邪魔しまーす!」
俺がしゃべってる最中だというのにこいつは上手く俺の間を通り抜け家に侵入した。