宝物

□強まる想い
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―ズガアァァンッッ…


轟音を響かせてAKUMAが次々と倒れていく。




―あと5体。


「一気に片をつけるぞ、モヤシ!」
「はいっ!」


後方のAKUMAへと向かうモヤシの気配を背に、俺も前方へと駆け出し、六幻を構える。


「災厄招来、界蟲一幻!」










全てのAKUMAを破壊しつくしたあと、俺はしばらく呆然とその場にたたずんでいる。


何しろ今回の任務はその、…俺がこう言うのも何なんだが…正直キツかった。




AKUMAの数がいつになく多かったからか?
何日もかけてイノセンスを探しまわった挙句、今回の任務がハズレだったからか?
それとも…
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