『close』

□第六話 『隠された真実』
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《ドクン》



「....近づいてる....」










ーあれから1日ー




つるの目の下で渦をまく力は大きさを増し、つるも不安を隠しきれない様だった。

「....つる、あとどのくらいだか解るか?」


「....この周期でいけば、長くて一週間か...そこらだろうな」



つるがそう答えると3代目は大きなため息をついた。

「....うむ。Dチームの班員は明日の明朝に門の前に集まれ。」

それを聞いた香は顔をあげて眉をひそめる。

「...え、だってまだ一週間あるんじゃ...何の為に?」

「ばか。そんなの、予行演習するに決まってるだろうが。お前はぶっつけ本番で敵を倒す気か?」

リズも会話に入る。

3代目はリズに向かって頷き、首元の目の首飾りを指で触れた。



「...これはかなり難しい任務だ。他の班には任せられない。この目の紋章に誓って、ここを守り抜かなければならない。」

3代目は急に立ち上がり、つるの方を向いた。


「....お前には、いつか話さなければと思っていた。」






3代目は

ゆっくりと上を向いて


語り始めた。




「....つる、あれは14年前、お前が1、2歳の頃のはなしよ....」




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