第一書庫

□可愛い子
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「そう、君がお母さんだったんだね」
「子供の不始末は親が処理する」
「ひどいな、不始末だなんて」
「だから、心配するな」

「君の子宮(ナカ)に帰りたい」
「そんなこと言うな」
「だって、君を僕は苦しめてる、だったら外に出なければよかった」
「生まれてきてくれてありがとう」
「え?」
「親は子供を愛し、慈しむものだ、子供が可愛くない親なんていない」
「お母さん、ありがとう、大好きだよ」
「愛しているよ、可愛い子」
君はまだ、小さな子供。
優しく抱き締めて包んであげる。







ベタだけど、主人公、男なのにお母さんネタ。
2007.3.30

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