第一書庫
□そこに愛なんて物は無い(九龍)
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君のその声が、酷くボクを狂わせる。
そんなこと、君は知らないだろう。
「うっ…くぅ」
月の光に照らされた九龍の身体はとても妖艶で、その声は艶を帯びている。
「ホラ、もっと動かないとダメじゃないか、九龍?」
下から揺すってやると九龍の身体が震えた。
「ああっ!や、やめろぉっ…っ」
そんな顔で睨んでも効果はないよ。
寧ろボクを煽るだけなのに…
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