第一書庫
□太陽な君(デビチル)
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まるで君は太陽だ
なんて言い方、古いかな。
「古いよ、ゼット」
刹那の銀色の髪が日の光りでキラキラ光る、まだ昼なのに夜の星を見ているよう。
「やっぱり?だよねー」
刹那と居ると楽しい、魔界はとても退屈で(まぁ、することが無いんだけどね)
「でも、いいのか?ディープホールの王がここにいて」
「ベリトとフェゴールが何とかしてくれてるから、大丈夫」
「…そう」
ベリトとフェゴールには悪いけど、ディープホールよりも、刹那のことを考えたいし一緒にいたい。
太陽のように暖かい、君は本当に
「太陽だ」
「なんなんだよ、一体」
長いこと生きてきて、こんな想い初めてだ(当たり前?)
僕は君のこと好きみたいだよ。
どうしたらいいと思う?