けったり小話Ⅱ
□お客様は神様？？
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探し始めたものの…なかなかシン子の希望に叶った美容室というのが無いんですよね～。
ここいいんちゃう？
と思っても、駐車場がなかったり、家から遠かったり
そんな事しとる間に髪の毛はどんどん伸びて来るのです
親友Ｍにも
｢うわっ
モッサいで？モサモサやで？モサ子でモサ男やで？｣
と、所々意味不明な毒を吐かれ出した。
ってか、モサいって…モサ子って…
なんか…むっちゃモサいみたいやんかぁ～
まぁ、確かにモサ子でモサ男やったんやけどな
不思議なもんで他人に指摘されると、自分はモサ度100%みないな気になってきた。
シン子は新友Ｍの有り難い助言の翌日…髪の毛をカットしに行った。
さて、どこの美容室に行ったのか…もちろん今までの美容室です。
あの馴れ馴れしい…いや、フレンドリーな美容師さんのいらっしゃる美容室です。
やって…
やってな？
モサいって言われたんやもん
モサ子でモサ男なんやもん
切らないかんやろ？
えぇ。
人の意見に左右される、典型的なＡ型ですけど、何か？