けったり小話T

□○○かと思ったら
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この間シン子はスジ子の家にお泊まりに行ったんですよ。

まぁ、特に何をするって訳でもなくジャージに着替えてボリボリお菓子食いながら夜通しビデオなんぞを見てたりしたんですけども。

朝シャワーを浴びようと二階のスジ子の部屋から一階のお風呂場へむかって階段を下りていた時の事です。

何か黒い長い物が
ポロッと
シン子の足に落ちて来たんです。

シン子は瞬間

『?ブラジャーのストラップが落ちたんかな?』
って思ったんです。

なんか黒い紐みたいなもんやったし、
おまけにちょうどその日は黒いブラジャーやったしね…イヤンバカ

で、そのブラジャーのストラップを拾おうと足元を見たんです。

そしたら…そしたらね
それはブラジャーのストラップなんかや無くて……ムカデやった

「あ…ぎゃぁ〜рчъийЩф〜」

とありえない奇声を上げつつ足をピヨピヨ?振った

それに気付いてスジ子が二階から

「なんやねん〜うっさいわぁ〜」

と怠けモードの返事

「バカ!!ムカデやムカデしかも超ヘビー級や」

ムカデの一言にスジ子もドタバタと階段を下りてくる。

「どれ?そなにデカいん?」
その時スジ子はシン子が大げさに言うてたと思っていたらしいですわ。

「あれ!あれ見てみ〜や!」

ムカデはシン子の足元から落ちてリビングの方へ移動
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