BL小説
□眠り
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「あのさ、フラウ今日一緒に寝ていい?」
「珍しい、今日は積極的だな?」
「…別に良いだろ///」
「ミカゲはどうすんだ?」
「ハクレンに預けとく」
「遅くなるかもしんねぇぞ」
「待っとくから別に良い」
少し頬を膨らませ横を向くテイトに愛しさが沸き上がり抱き着く。
「膨れてんじゃねえよ、餓鬼」
「///膨れてなんかねえよ!てか餓鬼言うな!!…もう戻るからな」
「ハッ、じゃあ後でな」
夕方・夕飯後
「ハクレン、今日フラウの処行こうと思っているんだけど…」
「あぁ、別に構わないが」
「でさ、ミカゲの事預けて良い?」
「…良いだろう、預かっておく」
「ありがとうハクレン。
じゃ、行ってくるな」
そう言い残しさっさっと去っていく背中を見ながら
「はぁ、好きな奴を恋人の処に見送るって微妙だ。
テイトは全然俺の事は眼中にないし…」
とハクレンは呟いた。
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