Miyabiのティールーム

□官能七不思議(2006/7/5完結)
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<プロローグ>


おんなは 

妖しき力に それを知り

女になりて 艶を知る


ああ 不思議かな 宵闇の月 




ある地方に伝わる、作者不明のこの詩。


ある女性雑誌記者の遥は、その詩をじっと見つめていた。


その地方に伝わる七不思議に関係があるらしい詩であることまではわかった。


でも、その詳しい内容までは誰も語ろうとしないらしい。


ただ、その地方の女性達は床上手と言われる噂から来るものなのだろうか。


それとも、その七不思議に伝わる、何か不思議な力があるとでも言うのだろうか。


女性の方がいいだろうと、編集長は遥にその地方へ1週間の取材を命じた。



取材先から、FAXで届いた七つのお話。

何もコメントもない。
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