Miyabiのティールーム

□夢一夜(2006/7/1完結)
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<夢一夜>


恋焦がれる熱い想いを

相手に伝えることができるのは幸せなこと



電話がない日は


寂しくて  とても不安で


二度と鳴らないんじゃないかなって




不安なの・・・・・・。


ただその一言が言えなくて


余りの苦しさに

貴方の想いを疑ってしまう私



月に一度の逢瀬


愛してるよと耳元で囁かれ


貴方に身も心も  全てを任せて 


何度も何度も

貴方の愛撫に酔いしれる




それが過ぎれば



また・・・



いつ逢えるともわからない逢瀬を

ただひたすらに

待ち続ける日々がやってくる



身体に染み付いた貴方の香り

そして、私の手首には貴方に愛された証


その痕にそっと唇を這わせ

貴方の香りに包まれながら


まだ残る乳首の痛みを

貴方に重ねて

シャワーも浴びずに  独り眠りにつく



宵闇のある女の 

夢一夜
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