裏小説_其の弐_
□★牧場物語(完成)
6ページ/20ページ
「ヤマト隊長!!助けて!!」
サクラは、自分に近づくヤマトに助けを訴える
「…君も木の葉の里の忍びなら。分かってるだろう?」
だが、ヤマトは冷静にそれに答えた。
「…シカマル!ネジさん!!」
サクラは、今度は自分を気絶させた2人に助けを求めた。
「オレだってこんなこたぁしたくねーが…。仕方ねーんだよ…あきらめろサクラ。」
「ああ。火影命令だ」
そして2人もまた、サクラの助けを断った。
「…よし。ネジは柔拳を押さえるためにヒナタの相手をしろ。それからシカマル!お前はサクラかいの、テンテンを…」
「う…うーん…」
綱手が話している最中
テンテンが目覚めたのだった。
「ここは…って…きゃあああああ!!」
「テンテンさん!!」
サクラが希望の光を見るように叫ぶ。
「サクラ…なんで裸なの…?」
しかし、テンテンは落ち着いていた。
「すまないテンテン。無薬の人乳を作るためには仕方が無いのだ。もちろん。悪いようにはしない。」
すかさず綱手が説明する。
「…なるほど!!んー…。本当は気が進まないけど…そういうことなら良いですよ!」
「助かるぞテンテン」
「そんな…テンテンさん!それでもいいんですか!?」
「…あっきれた。…サクラもくの一なら、これくらい簡単でしょ。」
「…!!」
「割り切っちゃえばいいじゃない…」
バタン!!
そこへ、全裸のシズネと普段通りのカカシが入ってきた。
「綱手様…シズネ。任務完了です。」
「よし…。よくやってくれたぞシズネ。カカシ。」
「カカシ先生!?シズネさん!!」
「シズネ。お前はここでカカシと一緒にいろ。ネジ。お前はテンテンとヒナタを相手だ。シカマル。お前はいのだ。以上、各部屋に移動して任務を実行しろ。」
綱手はテキパキと指示を下す。
「了解した…いくぞテンテン」
「はいはーい」
ネジはヒナタを抱きかかえ、テンテンを連れて外へ向かった。
「んじゃ、俺も行きますわ…」
ギイ…
バタン
シカマルも、いのを連れて別の部屋へと消えていった