裏小説_其の弐_
□☆★戦場のメロドラマ(完成)
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「おとなしくしてろって…」
「ぎゃああああああああ!!」
「ぎゃーぎゃーうるさい。」
ちょっと肋骨が折れてるだけでギャーギャー騒がれたら、ホント殺したくなる。
年は20代だろうか。
あんまり可愛くない顔に黒い髪。
気が強そうで、男勝りってところか。
バサッ
女の服をまくりあげて、顔と腕をその服に隠す。
「このクソ野郎!!生ゴミ!!」
女はまくられた服を暴れながら戻す。
「……」
ブスッ!!
オレはその女の首に、その辺にあった針金を突き刺した。
「…」
グイッ!!
静かになったところで、女の下半身を改めて引き寄せる。
処女ではなくて病気持ちでもない。
そーいう女なら大歓迎だ。