宝物
□★マニアックス![カカサク]
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「カカシ先生ぃー!」
ドアの前には
泣き喚くサクラ
「ぇっ何?どうしたのサクラ」
「先生っお嫁にいけないぃー!わーん!」
「あ?何それ」
とりあえず家に入れる
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「で?どうしたの」
「…」
「笑わないから言っていいよ」
「ほんとに?」
「ほーんと」
「絶対よ?」
「うん」
サクラが言いだしにくそうに目をふせる。
ぁー…ぅーとか唸って
「あのね」
一体何の大告白か
ゴクリと生唾をのむ
「実はね…」
「男になったのよ!」
「…は?」
何を言いだすかと思えば
「こーらサクラ。先生をからかわないの」
きちんと胸もあるし。(ちいさいけど)
「ほんとよ!」
必死にサクラが訴える
「どー見ても女だよ」
「ちがうの!」
「心が男なのー?」
「それの反対よ!」
カカシが一瞬固まる
「…」
「あのね…お色気の術で…失敗して…」
「…」
サクラがまた泣きだす
「どうしよう〜!」
「ぇー‥と…」
男→女のお色気の術
女がすれば男になる
「…もしかして下?」
「ぅっ」
泣くサクラが息詰まる
「下なんだ?」
困るどころか、カカシの顔は喜色に満ちていく
「っ…うん」