little beautiful sky

□第六話
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サイレンの音とともに審判のプレイボールという声が響いた

【act6:決勝戦への道のり 前編】


美「がんばれ!一郎!」

今回は先攻なので打席は一郎から
一郎はバッターボックスの前で一礼し立つ

そしておなじみの応援歌

一「(少し違った感じがするなぁ。
  甲子園の雰囲気はやっぱりすごい・・ )」

敵捕手「(こんな無名高校すぐ勝てる)」

となめていたが

カッキーン。

ライト前ヒット!!
まずは先頭打者が出る。

続いて友也が打席に入る。
こっからが天星の見せ場。

美「(一郎。チャンスがあれば盗塁して!)」
一「(わかった。友也は?)」
友「(OKです。)」

サインを確認し相手のピッチャーが投げると同時に一郎が走った。
それは余裕のセーフとなってワンストライク2塁。
甲子園球場はわいた。

友「よーしっと。」

友也は構えを変え相手をにらみつけた。

これが天星高校の首位打者。
自分を落とした私立高校を見返すために

友「(アネゴ《美空》を馬鹿にしたやつらにもおかえしじゃぁぁ!!)」


カッキーーン

友也の打球は長打となり先制点を入れた!

まだノーアウト2塁





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