二年目。
□3rd
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突然ですが皆さん
前のシーズンの終わりを覚えているでしょうか。
そう、巨人の新人、(自称)スーパールーキーの阿久津光輝を。
財閥のお坊ちゃまである彼がプロ野球に入った理由は、ただ目立ちたい。それだけ
次の対戦は巨人。
みそらは彼と会うことになる。
「はぁ・・・」
達「どうした?」
「いや、今日・・・今シーズン初めての登板やし、久しぶりのマウンドが、何か心配で」
そう、オープン戦でなげたのは美空ではなく『美空』だから
達「美空・・・。」
美空はグローブで顔を隠しながら震えていた。
二年目という重圧はかなりの重さだった。
それを察した達也は美空の背中をポンと押して
達「大丈夫。美空の球は一級品や♪」
「達也。」
達「それに、俺が打線で援護する。いや、キャッチャーとしてリードする。
だから余計な心配はいらんよ!」
な?っと達也が笑った。
みそらはそれをみてホッとした顔をした。
「うん。」
6「わしらもおるけぇの!忘れんなや?美空。」
「か、か、金本さん!!」
25「そうじゃ、達也よりはよっぽど役にたつぞ!」
「新井さんまで!?」
6「いや、こいつより達也の方が役にはたつぞ」
25「かねもとさ〜ん・・・」
「ハハッ」
そう、仲間がいる。
今年もやっていける。
そう信じている。
じゃあ、後でといって金本と新井は去って行った
「やっぱり、金本さんは凄いな。」
達「そうやな。(俺も負けないようにせな)」
二人になったところでブルペンへ向かおうとした矢先。背後から声がかかる
?「貴方が、白金美空・・選手ですね?」
その声に美空は振りむいて目を見開いた。
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