platinum Beautifulsky
□act6
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試合が終わると同時に報道陣が美空に押し寄せた
『すみません!!最後のボールのことで・・・』
『まるで、消えたようでしたが!!』
『左投げを隠していたのは秘密だったからですか?』
『すみません!!白金選手!!!』
ダーと、美空を逃がすまいと報道陣が囲む
あいにく達也はヒーローインタビューでいない
「(どうしよう・・)」
美空はオロオロしながら逃げ道を探した
やっぱり投げないほうが良かったのだと後悔する
『白金選手!!!!』
『お話を!!』
「すみません・・・通してください!勘弁してください・・」
といっても、明日の特大記事にしたい記者達は詳しく聞くまで美空を解放しようとはしない
どこか・・逃げ道は・・・。
「(ってか、早く着替えたい・・)」
達「はいはーい。どいてくださーい!」
「へっ・・?」
立ち往生している美空にやっぱりピンチに現れる騎士、達也
達「どいてください。バスが出ちゃいますんで」
「達也・・」
達「行くで〜。美空!」
「ちょっ!!」
達也が美空の手をひいて連れて行く
美空がピンチのときは必ず守ってくれる
そんな達也の手を美空は握り返す
「ヒーローインタビューは?」
達「早く終わらせた。こうなるって予想してたし」
「そっか・・ありがとう//達也・・」
達「やっぱ可愛いわ〜美空」
「可愛い言うな///」
そして二人が去った後の報道陣の前に真弓が現れ
72「今は、見守ってあげてください。
あの二人はルーキーなもんですから、インタビューというものにまだ慣れてないんですよ。
だからか開幕まで白金のあの球は彼女には追求しないでください。」
と真弓が説得する
記者達も納得しそれぞれ帰っていった
72「球団としてもアレは開幕までもう見せないほうが良いな」
次の日のスポーツ紙の一面を予想しながら
真弓も自室へ帰っていった
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