little beautiful sky

□第九話
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それから数日。
美空の様子はどんどん変わっていった


『お前のせいで達也のうではあんなふうになったんやんか』


頭の中でずっと鳴り響いている

やめてやめて

いやっ


『かわいそうに、プロ行けんくなったらどうすんねんやろ、美空は』
「うるさっ」
『一人だけ選ばれたら?どうしようね〜』
「だまれ!どっかいけ、」
『クスクス、どうして?私はあなたであなたは私やろ?何が違うの?』
「うるさいうるさい!!」


私が私を傷つけて
もう・・しんどい

そう、私は・・私は



達「美空ー!おーいそこでなにしてんの?」
「た・・・つや」

こないでお願い。
もう、あんたを見ると辛いんや

達「少しやつれて・・。トレーニングはちゃんとやってんやな?やっとけよー。俺も出来る限りはやってんのやから。」
「・・うん」
達「この腕のことで悩んでるんやろ?」
「えっ・・何で」
達「何年一緒におるとおもうねん。すぐわかるわ」

達也が笑った

達「俺やったら心配するな!腕ぐらいすぐ直せる。だから・・悩まんといてぇな。美空が好きやから」
「うん・・///最後の言葉は余計・・。」

不思議。
さっきまでは一緒にいたら苦しかったのに
達也が落ち着かせてくれる。


達「選ばれても選ばれなくても、俺は美空をうらみはしない」
「たつや・・。」








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