Ｓｗｅｅｔｓ！！
□ミルクにホワイト、ときどきビター？
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赤也「ぶちょぉ〜…（泣」
幸村「…よし、練習試合は無かったことにしよう。」
優梨「えぇー？！なんでですかぁー！」
仁王「優梨のためじゃよ。」
優梨「私、氷帝とやりたいですっ！氷帝なら、全国区のうちでも、いい練習相手になりますって！」
真田「そうだ、ちゃんとした練習を考えると氷帝との練習が、一番有効だと思われる。練習試合はちゃんとすべきだ。」
優梨「弦一郎先輩もそう思いますよねっ！さすが弦一郎先輩、大好きですー♪」
優梨は真田の手を取り、上下にぶんぶんと振る。
真田「なっ！////」
蓮二(…弦一郎も、既に優梨の虜か。データに書き加えておこう。)
優梨「皆もねっ！ねっ？」
ブン太「…幸村ー、もうよくね？」
ジャッカル「そうだ、もう受けちまったんだろ？」
柳生「練習になりますしね。」
優梨「そうですよねっ！ブン太先輩もジャッコー先輩も、比呂士先輩も大好きですー♪」
仁王「…プリッ。」
優梨「…ピヨッ？」
仁王「…しょうがないのぅ、味方してやる。」
ジャッカル(コイツ、仁王とあれだけで会話しやがったι)
幸村「はぁー…。今回は優梨がこんなに言うから特別だよ？」
優梨「ホントですか！やったぁー♪精市先輩も大好きーっ！」
幸村「フフッ、俺は愛してるよ♪(爽笑」
赤也(部長、絶対好きって言われたくて…ιっていうかさらりと告白したよな、今。)
『優梨ちゃーん！』
大声で優梨の名前を呼ぶ女の子。
コートの外で、大きく手を振っていた。
優梨「ほへ？」
部活中なのにだれだろ？
うーん…
見覚えない子だなぁー…
優梨「精市先輩、ちょっと行ってきてもいいですか？すぐ戻ってくるので。」
幸村「すぐ戻ってくるならいいよ。ドリンク作りは終わってるし、洗濯機はもう回してるんだろ？」
優梨「はい！」
幸村「うん、なら大丈夫だね。いってらっしゃい。」
優梨「行ってきまーす！」
幸村「それじゃ、皆は練習を再開だ！」
ブン太（アイツ、確か隣のクラスの――…)
「３年の早川さゆりっ！はじめまして優梨ちゃん♪」
優梨「さゆり先輩ですか！よろしくお願いしますっ♪」
可愛い先輩だなぁー♪
きっと、モテモテだぁ！(*´∀｀*)
早川「可愛い子が２年に編入してきて、しかもテニス部のマネやってるって聞いたから、１回話してみたいなぁっと思ってね♪」
優梨「えへへ♪そんなこと言われると照れちゃいますよー。」
早川「優梨ちゃんはさ、なんでテニス部のマネやってるの？」
優梨「前の学校でも、マネやってたんで、ここでもやりたいなーっと思ってです♪」
早川「前の学校ってどこだったのぉー？」
優梨「東京の、氷帝学園ってところですよぉ。」
早川「氷帝？！あの、跡部様が部長の氷帝？！」
優梨「そうです、景吾先輩が部長ですよ♪」
早川「へぇー…。あ、もう部活の邪魔しちゃあれだよね！またよかったらお話しよう？」
優梨「はい！失礼しますー♪」
早川「またねー♪」
うん、ホントに可愛いな、さゆり先輩！
また話できるかなー♪
side早川
早川「…ってことは、どこに行ってもお姫様やってたわけねー…。」
私はテニス部のマネやるって言った時、断られたのに、
なんであの子はあの氷帝でもマネ、さらにここ立海でもマネやってるのよ…！
やっぱムカつく…
早めにああいう奴見つけてよかった。
早くお邪魔虫は駆除しなきゃね。
早川「…お姫様は私一人で十分なのよ――…」