Sweets!!
□ガム先輩とコーヒー豆
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優梨が部室のドアを開けようとしたとき、部室のドアが急に開いた。
そして部室の中から、人が出てきた。
ジャッカル「あ、今朝の。」
ブン太「お♪
えっと…本郷?じゃん!
今朝のクッキーまだあるか?あったら、分けてくれぃ!」
赤毛の先輩と、つゆのしみこんだ、おでんの玉子みたいな先輩…
あれ?コーヒー豆?の方が近いかな…
優梨「えっと…あ、ジャッコー先輩と丸井先輩だ!」
ジャッカル「ジャッコーじゃねぇよι
ジャッカルだι」
ブン太「なぁなぁ、クッキーあるのか?
あれ、本当に美味かったんだよぃ!」
優梨「あ、クッキーありますよぉ♪
これですよね?」
私はバッグの中からクッキーの袋を取り出す。
ブン太「それそれ!くれねぇか…?」
優梨「あ、いいですよ〜♪
それ、うちの近くにある、ケーキ屋さんのクッキーなんです♪
だから、欲しかったら買っておきますよ〜?」
ブン太「マジか!そんじゃ買っといてくれぃ!」
優梨「あ、はい♪」
赤也(…丸井先輩、ちゃっかり優梨と仲良くなりやがって…)
優梨をとられ、ご機嫌ナナメな赤也。
ブン太「あ、本郷ってマネージャーやってくれるんだろぃ?
だったら、今日のお礼も兼ねて、オレとジャッカルで仕事教えてやるよ!」
優梨「あ、仕事ならだいたいわかりますよ!
前の学校でマネやってましたから♪」
ブン太「でも、前の学校とここは、さすがに少しは仕事内容違うだろぃ?
だからオレとジャッカルで教えてやるぜ!」
優梨「あ、たしかにそうですねぇ♪
それじゃ、お言葉に甘えます!」
ジャッカル「オレの意見は聞かねぇのかよ、ブン太ι」
ブン太「オマエに拒否権はねぇ!」
ジャッカル「…ι」
優梨「あ、それじゃぁ私、着替えてきますね♪」
ブン太「おう!ここで待ってるからな!」
優梨は部室へと入っていった。