Sweets!!
□お菓子な出会い
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5月。
私、本郷優梨は立海大附属中に転入する事になりました〜♪
イェーイ♪
なんか新学期早々、親の転勤ってやつで神奈川に引っ越してきて、5月1日の今日から学校に行く事になったんだ〜♪
私はテニス部のマネをやってたからここでもやりたいなって思ってるんだ。
しかもここの学校、テニス部かなり強いらしいから楽しみ!
あ〜部活の時間が待ち遠しい!
母「優梨〜!
何ちんたらお弁当作ってんの〜?
遅刻するわよ〜!」
優梨「あ、ホントだ!」
お弁当箱に蓋をして袋に入れる。
それを更にカバンに入れてエプロンをはずす。
そして慌てて家をとびだす。
優梨「いってきまーす!」
母「いってらっしゃい。」
私はここまで来れば間に合うかなと思うとこまで小走りできた。
…なんだ、余裕あるじゃーん♪
時計を見て10分程余裕なことに気付く。
飴でも舐めながら行こう!
え?なんで飴なんてなめるかって?
それは甘いものが好きで常に持ち歩いてるからだよぉー♪
今日は…イチゴミルク味でいこー♪
なんだかんだで正門まできた。
朝練中の部活も多く沢山の生徒がいた。
今日がここから私の学校かぁ♪
なんか楽しそう!おっきいし!
「丸井センパーイ…お腹すいたんすけどなんかもってないすか?」
「生憎俺も持ってねぇ…
腹へって死にそうだぜ…」
「あの程度の練習で腹が減るなど、たるんどるぞ!」
「煩いよ真田♪(黒笑」
「…すまない、幸村ι」
「…甘い香りがする…」
「マジすか丸井先輩!」
「大マジ♪…こっちからするぜ!」
あれ?
テニスのバッグを持った人達が私の方、指差してるけどなにかな…?