Sweets!!
□涙色ドロップ
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朝、机の中に、1通の手紙が入っていた。
優梨(…誰からだろう。)
本文には、
“昼休み、屋上に来て。”
それだけ書いてあった。
赤也「どーした、優梨?
そんな険しい顔してよ。」
優梨「んー?糖分が足りなくって…。」
赤也「このグミ食うか?」
優梨「食べる!ありがと赤也!」
赤也「おう!」
誰にも、迷惑かけたくないから。
言わないよ。
〜お昼休み〜
優梨「すいませーん!誰かいますかー?」
「待ってたわ。優梨ちゃん。」
優梨「あ!さゆり先輩!!」
前に少しお話したさゆり先輩だ!
あれは、イジメのお手紙じゃなかったのかな?
優梨「さゆり先輩、お久しぶりですっ♪」
早川「うん、お久しぶり。」
さゆり先輩は微笑む。
…けど、目が笑ってない?
早川「優梨ちゃん、貴方こないだ、丸井くんと一緒に手繋いでカフェに入って行ったわね?」
優梨「あ、はい!ケーキバイキングのときですね!」
早川「貴方、丸井くんと付き合ってるの?」
優梨「付き合ってないですよ?」
早川「ふーん…。」
なんか、こないだのさゆり先輩と雰囲気が違うよ…。
怖い…。