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□「文化祭」@
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ダーリンは芸能人 拍手 お礼 隼人&翔 「文化祭」
「どもー、皆のアイドル翔で〜す!」
「お前、誰に向かって言ってんだよ。」
「え?俺を愛してくれてる皆さん。」
「おまっ、よく恥ずかしげもなく言えるな……」
「俺だから。」
「あ…まぁ、いいや。それより11月って文化祭時期じゃね?」
「あーそうっすねぇ!!隼人さんは高校の時になにかやりましたか?」
「んー俺のいたクラスはなんもやんなかったな〜。」
「えーつまんね〜!」
「つまんねーって言われても……。じゃぁ、翔はなにやってたんだよ?」
「俺っすか?俺は高校3年間バンドやってたんで、文化祭ではライヴやってましたよ。」
「へぇ、人気あったろ。」
「まぁ、そっすねぇ。あ、でも!」
「でも?」
「俺、3年間ともライヴで怪我したんすよね〜。アハハハハ〜」
「アハハじゃねぇし……」
「俺、ライヴとかテンション上がっちゃって、それで怪我すんすよね〜」
「危険だなぁ、おい…」
「マネージャーにも、コンサートじゃぁ、はしゃぐなって言われました!!」
「だ、ろうな…」
「隼人さんってメイド服似合いそうっすよね〜」
「はぁ?なんだよそれ急に!?」
「いやぁ、文化祭っていったら女装喫茶とかやりません?」
「やらねぇよ!!」
「絶対に隼人さんは似合うけどなぁ!よっ色男!!ん?色女!!」
「は?ば、バカなことばっか言ってんじゃねぇよ!俺もう仕事行くかんなっ!!じゃあな!!」
「え?ちょ、隼人さん?絶対に似合うと思うのになぁ。」