黒子CP小説

□短編集
1ページ/2ページ

(1)

 洛山対秀徳戦の後

 お互いに決勝戦が控えているが、黒子は赤司を呼び出した。



「決勝戦が終わるまで馴れ合うつもりはなかったんですが。赤司くんのオウンゴールで敗因したら……何ですか?赤司くんの髪の毛一本まで僕の物ですから、他の人にあげるなんて言わないで下さい」

 珍しく怒る黒子がカッコイイと思いながらも、言われた言葉を思い返し


「すまない、言った記憶はあるがあの時はテツヤの事は頭になかった」


 素直に言葉にし謝罪する赤司だったが

「僕の事を忘れていたんですね?解りました、話はそれだけです。明日の決勝戦負けませんから」



 黄瀬は偶然目撃した状況にガッツポーズをして、覗き見していた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ