黒子CP小説
□短編集
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洛山対秀徳戦の後
お互いに決勝戦が控えているが、黒子は赤司を呼び出した。
「決勝戦が終わるまで馴れ合うつもりはなかったんですが。赤司くんのオウンゴールで敗因したら……何ですか?赤司くんの髪の毛一本まで僕の物ですから、他の人にあげるなんて言わないで下さい」
珍しく怒る黒子がカッコイイと思いながらも、言われた言葉を思い返し
「すまない、言った記憶はあるがあの時はテツヤの事は頭になかった」
素直に言葉にし謝罪する赤司だったが
「僕の事を忘れていたんですね?解りました、話はそれだけです。明日の決勝戦負けませんから」
黄瀬は偶然目撃した状況にガッツポーズをして、覗き見していた。