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□子育てハイ&ロー!
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【子育てハイ&ロー! 桃鶴side】


グランドラインにある、地図にも載らないほど小さなリゾート地。
政府直轄のそこには軍人の他、特定の者達が集まる。
そこに集まったメンツは、そうそうたる顔触れ。
おれとしては見知った顔なんだがな。

島の中央、まるでランドマークの様に屋外に設置された巨大な真っ白いテーブルに置かれた一枚の手配書。
手配書に書かれた金額は二億。
今現在超新星…ルーキーと呼ばれる十一人の一人。
とある海賊船の船長。
随分と偉くなったものだ、と脳裏に過ぎる。

「貴様の拾ったあの若造も、ずいぶんと大きくなったものだ」

その手配書を見て、ミホークは呟く。

「フッフフッフ…憎たらしくなっただけだと思うがな」
「親バカか?フラミンゴ野郎」
「減らず口だなァ、砂ワニが」

そう。
遡る事、二十余年。
海賊王ゴールド・ロジャーの死に際のたった一言により始まった大海賊時代。
その時代の先駆けとなる新星と呼ばれる者達の存在。
かつてはその中の一人で、現在では王下七武海と呼ばれ、海賊だが海賊に恐れられる様にまで伸し上がった。
おれの名前はドンキホーテ・ドフラミンゴ。
現在、三十九歳。
おれの若かりし頃を少し語るとしよう。
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