SITENHOJI
□過去拍手お礼文
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ホワイトデー
3月上旬。
真冬のような寒さもなんとなく柔らかくなって、
外に出ればついてくる肌を刺すような痛みもなくなってきていた、そんなある日の部活前。
小石「光、この前のバレンタインデーのお返しに今日一緒にぜんざい食べて帰らへん?」
財前「…ええんすか?」
小石「当たり前やん。やから帰りはちゃんと予定開けといてな」
石田「それワシも一緒に行ってもええか?」
財前「え?師範もすか?」
石田「ワシも光はんにぜんざいでお返ししよ思うてな。」
財前「じゃあ三人で行きましょ」
小石川、光、銀というめずらしいメンバーでぜんざいを食べに行くことになったというのに、
それを邪魔しようとする輩もいるわけで…
白石「今の聞いたか謙也」
謙也「もちろんや、白石」
白石「これは、」
「「阻止するしかあらへんやろ!」」
と、なんだかいつもよりも息がピッタリな白石と謙也が何か悪巧みをしでかしそうな予感。