SITENHOJI

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光謙+α


「光!飴ちゃんは地面にうめたらあかん!」




「ええやんかーっ!おかんのケチ!」




「ケチちゃうわ!飴ちゃんは食べるもんやろ!」




「俺知っとるんやで!飴ちゃんうえたら飴ちゃんがなる木ができるんやろ?!」




「はぁ?あんた何言うとんの」




「朝、テレビでやってたんやもん!」




「(なんちゅーテレビ見とんねん、光は…)」




「それもこの飴は大好きな友美せんせーから貰うたから絶対飴のなる木ができるんや!」




「そんなんできへんって…あぁ!埋めたらあかんて!ちょ、おとん!来てやー!!光がー!!」




「…って、昔あったんよー。今じゃクールに気取っとるくせに光も小さい頃は純粋やったわねぇ」




「うっさいわおばはん。なにベラベラ俺の昔話しとんねん」




「あら、光。おかえり」




「…って、昔あったんよー。今じゃクールに気取っとるくせに光も小さい頃は純粋やったわねぇ」




「うっさいわおばはん。なにベラベラ俺の昔話しとんねん」




「あら、光。おかえり」




「光やー!おかえり!」




「…なんで謙也さん居るん」




「ハロウィンやからってお菓子持ってきてくれたんやけどあんたが居らへんかったから待ってて貰うたんよ」




「…それで、なんで昔話までしてたん」




「せやって謙也くんも光の昔話聞きたいやろうし、ねぇ?」




「ねぇ?ちゃうわ。謙也さんもなにニコニコしとるんすか。きしょいわ」




「なっ!!ひどない!!??別にええやんか昔話くらい!」




「よくないです」




「なんでや?!」




「謙也さんは今の俺を見とればええんすわ」




「(きゅんっ)ひかる…」




「あらあら最近の若い子は」




 
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