宝箱

□新たな敵
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「なぁ先生〜。まだ抜けれないのか?」
 赤い服を着た青年、ロイドは疲れきったと言わんばかりの声で言う。
 「もう少しのはずよ。それにしてもこの森、本当に迷いの森ね」
 オレンジ色の服を着て手には杖を持った女性、リフィルはため息混じりに答える。
 
 ロイドたち一行は何故迷いの森「ガオラキアの森」にいるのかというと、教皇達を倒しに来たからである。
 教皇達はロイド達に倒され、一行はメルトキオに戻る途中なのだ。
 「それにしても・・・・・・」
 しいなはため息混じりにゼロスを見る。
 「よくケイトだって分かったねぇ」
 そう。ゼロスは誘拐されたとされるヒルダ姫に変装していたケイトをケイトだと見破ったのだ。その手柄で教皇を追い詰められたと言っても良い。
 「当然!この俺さまが姫とケイトの違いが分からんとでも思ったか。何しろ俺さま「プリンセスガード」ですから♪」
 「何言ってんだい!この色魔が!威張るんじゃないよ」
 えへん!という効果音が出てきそうな感じに威張ったゼロスをしいなが「ボカッ」と殴る。
 「しいな〜;そんなに毎回毎回頭殴んなっつーの!」
 ゼロスがそう叫んだ時だ。目の前の道に誰かが倒れている。勿論魔物が近くをうろついている。
 「誰か倒れてる!」
 逸早く反応したのは勿論ロイドだ。
 「気を失った状態で魔物に襲われて助かる確率、25%。危険です」
 プレセアは分析している。
 「おいおい、冗談じゃねーぞ。目の前で殺されんの見てんのは後味悪いぜ〜。サンダーブレイド!」
 皆戦闘態勢に入る。コレットは倒れていた少年と攻撃の届かない所に避難している。
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