オリジ小説&100Q

□桃生様キリリク
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エド「これがこうで…。」

何かボキッとかいってるのは気のせいだろうか。

アル「兄さん!?」

エド「ああ、これくらいしないとな。」

なんとエドがジュンの腕や足をボキボキ折っているのだ。

エド「逃げるぞ!アル!」

アル「え!あ、兄さん!」

木のかげにこっそりかくれるエドとアル。

アル「兄さん、遊んでたんじゃ…。」

エド「あれくらいしねーと。」

その時だった。

ぴくりとジュンの身体が動く。

するととれていた足が浮き、くっつきはじめた。

アル「えっ…!」

あちこちにとんでいた身体の破片もくっつきはじめた。

腕もつき、切り落とされた頭がくっつき…。

ジュン「もー。エドちゃんひどい!」

と、同時に手が伸びてくる。

エド「うわあたっ!」

なんとかかわすエド。

しかし、5本の指までが伸びてくるとは気も付かず…。

エド「はなせー!」

ジュン「つかまえた〜。」

アル「兄さん!」

ジュンはエドをひきよせ…

ジュン「エナジードレイン…。」

エド「ぐあ…。」

そして、エドはぐったりとしてしまった。

アル「兄さんになにするんだ!」

ばきっ

アルがジュンの首をへしおった(本当は殴っただけ)。

ジュン「酷い〜。」

アル「酷くない!兄さんに何をしたんだ!」

ジュン「体力いただいただけ〜。」

いらんだろう。

エド「アル…。いつものことだ…。気にするな…。」

アル「え…。」

流石にこれが『いつも』とは到底思わないだろう。
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