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□僕と君の拒絶線
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「…刹那君、」
「…」
「……答えてよ、刹那君」
「…」
「何で君がガンダムに…何で、ルイスを…何で、姉さんを…何で…何で…?」
「…」
「紛争で戦争をやめさせる…?武力介入?何だよ、それ」
「…」
「だって君は、四年前まだ十六歳で…子供で、今だってまだ二十一歳で、まだまだ……」
「…」
「…君は小さい頃から、そうやって戦ってきたの…?」
「…」
「今までもそうやって、関係の無い人たちを殺してきたの…?」
「…」
「何も喋らないのは、それが真実だから?」
「…」
「答えてよ、刹那君…ねぇ、何で何も言わないの?」
お願いだから、何か言ってよ。
反抗してよ。拒んでよ。
嘘だと言ってよ。真実じゃないと伝えてよ。