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□向日葵
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---side 栄口---

隣を見ればいつも笑顔な君が居て。

その笑顔はまるで――。



俺は夏の季語にも使われている花を見つけて足を止めた。

それに気付いた水谷が不思議そうに、ワンテンポ遅れて止まった。

「どーったの、栄口?」

「・・・向日葵」

「へ?ひまわり??」

水谷は何がなんだか分からなくてマヌケ顔になっている。

「ぷっ」思わず噴出した俺に、水谷は「えっ!ちょっと!!ヒドくない!?」

と透かさず口を開いた。

「ゴメンゴメン。ほら、あれだよ」

そうやって夏の眩しい太陽に顔を向けて咲き誇っている向日葵の方を指さした。



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まずは栄口くん視線から。
次は水谷いきます。
ココまで読んでくださってありがとうございます(´∀`)人(^_^)
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