書物@
□一瞬の幸せに…【前編】†
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酔った勢いの過ち
「孫権様……///」
「凌統……可愛いぞ」
「やっ、あぁっ…んんっ!!もう…ダメ…」
夢のような一夜だった
凌統が私を受け入れてくれたのは酔った勢いでも……
それでも私は嬉しかった
ずっと前から凌統を恋い慕っていたのだから
お前を抱きたいと願ってた
「凌統殿飲み過ぎではありませんか?」
「うぅ…気持ち悪い……」
凌統はお酒に弱かった
少しアルコールが高い酒を数口飲んだだけですぐに酔う
「はぁ〜飲めないくせに飲むから…ちょっと待ってて下さい。」
陸遜は酔ってしまった凌統を部屋に運ぶため助っ人の所へ
「黄蓋殿…凌統殿を運ぶの手伝ってくれませんか?」
陸遜のだけの力だけでは凌統を運ぶのは無理だ
だから、酔ってなくて凌統を運べる人材は黄蓋しかないと
「陸遜どうしたのだ?」
「殿、凌統殿が酔ったしまったので部屋に運ぼうと……」
「凌統は私が運ぼう」
「でも……」
「大丈夫だ。私だって意外と力あるのだぞ」
ひょいと凌統を担ぎ上げた
もちろんお姫様抱っこだ!!
普段の凌統なら
『何するんだよ!!下ろせっての』って言いそうだが
酔っ払い凌統に今の状況を理解する方が無理だろう