バトルしようぜ!

□コンテストでの一幕
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ポケモンコンテスト ヤマブキ大会。

純粋なバトルと違い、ここで求められるのは“魅せるバトル”。

ポケモンコンテストはその意味で普通のバトルよりも難しいものかもしれない。


そしてそのポケモンコンテストも佳境を迎えていた。




湧き上がる歓声。


『決まりました!優勝はルビー選手です!』

「Great!」

ステージの上でルビーは自分のポケモンに抱きついた。










「おめでとう。やっぱ強いね」

対戦相手である、同じ学園の先輩……ミレイが優勝したルビーの元へやって来た。

「いやーそれほどでも……」

「私さ、前回も出たのに決勝で負けちゃったんだよね……。あーあ、これで2回連続だ!」

「あ、それ見ました。すごかったですよね〜優勝したレオ先輩」

「まったく、ひどいんだよ!本腰入れてやってるわけじゃないのに、私の努力を軽〜く無視しちゃってさ!」

何やら怒っている様子のミレイ。

「な〜に楽しそうに会話してんと!」

そこにサファイアが割り込んできた。

「もしかして君、妬いてる?」

「なっ……!馬鹿なこと言わんと!」

とたんに真っ赤になるサファイアを見て、ミレイは笑みを浮かべた。

「さて、と……あれ?」

ミレイの足元にやって来たのはエーフィとブラッキー。

「おや……このポケモン達は……」

とたんにルビーの目の色が変わった。

「Wonderful!この毛艶!肉付き!しなやかさ!もしかして君達はあの……!」

そのエーフィとブラッキーはすたすたと歩いていってしまう。

「ちょっと待ってよ!」

慌ててミレイが2匹を追いかけた。

「僕達も行くよ!」

「えっ!?」

ミレイの後を追いかけるルビー。サファイアも驚いてその後を追う。




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