【過去から今へ     〜約束の言葉…】

□第9話「来たる修学旅行
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朝…

修学旅行の朝…

俺は優美と
集合場所に向かっていた…



う〜…
なんか思い出したら
意識しちゃうよな〜…

昨日の会話からすると
優美は覚えているんだろう昔の俺とのできごとを…

でも、優美は昔の話を
ほとんどしない、

昨日初めて
昔の事を聞いたくらいだ…

でも、なぜだ?

話したくない理由でもあるのか?

俺から言い出すまで
待っているのか?



なんにせよ一度
この話はした方がいいよな…

でも、
なんて言えばいいんだよ…
約束だから結婚しようとでも言えってか?



優美「どうしたの?
考え事?」



やばっ…
普段通り、普段通り…



司「いや、別に〜
それにしても
ついに修学旅行の日が
やってきたな〜」



優美「ついにって…
司くんは昨日まで
修学旅行が今日だって
知らなかったでしょ?」



司「うっ…
それを言われると痛い…」


優美「でも、修学旅行が
関西なのが微妙だよね〜」
そう…
昨日はバタバタしてて
説明とかなかったが、

修学旅行の行き先は、
歴史の宝庫関西なのだ。

筆者「べ、別に、
書き忘れてたわけじゃ
ないんだからね



司「行くとこ
ほとんど寺とかだしな〜」
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